「武蔵野の落ち葉堆肥農法」世界農業遺産認定記念式典が開催されました

令和5年12月16日(土)に川越市「ラ・ボア・ラクテ」にて、武蔵野の落ち葉堆肥農法世界農業遺産認定記念式典が開催され、落ち葉堆肥農法の実践農業者、関係機関・団体等、県内外から大勢の皆様にご出席いただき、新たなロゴマークの発表、記念講演が行われました。

武蔵野の落ち葉堆肥農法世界農業遺産推進協議会では、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を象徴する新たなロゴマークを定め、地域のブランド力の向上並びに各種広報資材に使用するとともに、多くの皆様に世界農業遺産「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を浸透させ、次の世代へ引き継ぐ機運醸成を図ることを目的に、ロゴマークを募集したところ122点の応募があり、協議会で審査した結果、所沢市在住の高田光雄さんの作品が最優秀賞を受賞し、新たなロゴマークの発表と表彰式を行いました。

その後の記念講演では、世界農業遺産等専門家会議委員長であり、公益財団法人地球環境戦略研究機関理事長である武内和彦氏による「武蔵野の落ち葉堆肥農法と世界農業遺産」と題して、地球環境等を含めた世界農業遺産の説明や武蔵野の落ち葉堆肥農法の価値や魅力を紹介いただくとともに、国外認定地域間の連携についてもご提案いただきました。
大都市近郊にありながら、360年以上にわたり、農業者や多くの関係者によって継承されてきたこの農法を次の世代へ残すべく引き続き守り育てていきたいと思います。